ソウル生活日記


私の韓国生活日記です。時々書きます。

新規投稿
先月<<過去記事 >>次月

12月3日(日)「同窓会」

at 2000 12/05 00:54

10年ぶりに語学堂の同窓会があって、プラザホテルのロビーへ行った。みんな来るかと思ったら、来た学生は私を含めて4人だけだった。

しかし、今まで消息も分からなかった先生が、無事連絡が取れて、来て下さった。どこで何をしているのかも分からない先生だったが、なんと私の職場のすぐ近くにある児童福祉研究所という所で働いているとのことだった。どんなに近くにいても、知らなければ、遠くにいるのと同じことなのだ。

学生の一人が、これまで10年間のことを思い出して、むせび泣き始めた。一緒に来たもう一人の先生が、肩を抱いて慰めた。

10年というのは、長いのか短いのかよく分からないが、私達が約束してからほとんど正確な10年で、当時から今までを振り返る、不思議な時間だった。

12月7日(木)「最後の授業」

at 2000 12/08 02:54

今日で今学期の授業が終った。同僚の先生は、今学期は楽だったと言って喜んでいたが、私はこの秋学期からホームページを始めて、かえって忙殺される毎日だった。

今日は早目に行って誰もいない講師室で本を読んでいた。夕方の授業の前に講師室を出て、梨花女子大学前のバーガーキングでハンバーガーのセットを食べた。

隣の席に家族連れ旅行者が楽しそうに中国語で話しながらハンバーガーを食べていた。梨花女子大の前は、意外と中国語を話す外国人旅行客が多い。でも、北京語ではないようだ。ぜんぜん聞き取れない会話を音楽のように聞きながら、自分も中国語が話せるようになりたいなあと思った。

スターバックスでコーヒーを買って大学に戻るとき、正門前で、ベートーベンの肖像画のような髪型で中肉の中年男性が、丸めた雑誌を片手に持って、正門の方をじっと見ていた。あれがひょっとして、学生たちに“ベートーベン・アジョッシ”という名で悪名高い“ストーカー”だろうか。しかし、こんな寒い中でよく長い時間ああやって立っていられるものだ。

12月10日(日)「三寒四温」

at 2000 12/11 01:32

教会へ礼拝に行こうとして家を出ると、風がまた冷たくなっていた。初めは自転車で行こうと思っていたが、寒さに縮み上がって、2キロしかない教会まで、車で行ってしまった。

ところで、先週も日曜日から寒くなり、水曜日あたりから陽気が緩んだから、ほとんど典型的な三寒四温だ。

しかも、ソウルの冬は、暖かい日と寒い日の差が激しい。氷点下10度ぐらいの日の次に、0度以上の日が来るという、極端な気候。

この極端な気候は人の性格形成に影響を与えるはずだし、日本人も長年ソウルに住んでいれば、若干の世界観の変化もあるにちがいない。

12月12日(火)「初雪」

at 2000 12/14 01:32

職場で新しい先生を採用するので、院長と同僚の先生と一緒に志願者の面接をした。

数人の人たちが来たが、どの人もすばらしい人ばかりで、私は面接しながら、誰が来ても大丈夫だと思った。

ある人は、私たち全員が気に入ったのだが、1年ぐらいで辞めてしまいそうだという理由で、採用の第一候補にはならなかった。しかし、無下に不採用とするのも心が痛く、何とかして一緒に働けるようにしたいと院長が“救済策”を練っていた。

帰り道、カンビョン・フリーウェイを走っているとき、白っぽい灰のようなものがちらついている。よく見ると、雪だった。初雪がちらついているのだった。



12月19日(火)「結婚式」

at 2000 12/20 02:41

同僚の先生の結婚式に行って来た。先生は晩婚だが、著書も出しているし、交流も幅広いらしく、たくさんの出席者がいて、座れずに立ってみている人もけっこういた。私も入り口近くに立って式を見た。

この先生、韓国では珍しく、会食の形で結婚式を挙げた。何となく日本的なにおいを感じたが、お嫁さんも日本に留学した経験があると聞き、納得した。

式の後、別室で食事をしたが、偶然私が座ったテーブルに、司式をした人が一緒になって、あれこれ話をした。その人も、日本語が上手だった。

ところで、その先生の結婚式は、何式でもない結婚式だった。ああいうものを、“人前式”というのだろうか。私はキリスト教式でない結婚式を見たのは、数年ぶりだったので、何だか不思議な感じがした。

12月24日(日)「ホワイトクリスマス」

at 2000 12/26 23:39

寒い一日だったが、夜から小雪が降り始め、夜中には積もりだした。ホワイトクリスマスだ。

家に帰ってから、家族に、今日はホワイトクリスマスだと言うと、みんな急いで外へ見に行き、わあ、本当だといって喜んでいた。

12月26日(火)「デジタルカメラ」

at 2000 12/26 23:56

ついに念願のデジタルカメラを手に入れた。ウィンドーズ用に買ったので、マッキントッシュではできないかと思ったら、マッキントッシュでもできることが分かり、さっそくソフトをインストールして使ってみた。

店の人が言っていたとおり、電池はすぐに消耗してしまった。しかし、これからは、フィルムがもったいないと思わずに、どんどん写真が撮れる。ソウルの写真付き紹介ページがこれで作れる。それに、仕事にも使えれば、元が取れる(かもしれない)。

12月27日(水)「椅子」

at 2000 12/28 05:24

先週ヨンサンの電子ランド新館5階にある家具売り場で、事務用の椅子を買った。それまで数年間使っていたのが、昔大学で使われていた木の椅子だったのだが、固くて座りごこちが悪く、長時間座っていられなかったからだ。

何種類かある中で、一番安い7万ウォンの椅子が、一番座りやすかったので、それを買った。

新しい椅子を使い始めて驚いたのは、仕事の能率が驚くほど上がったということだ。

その理由は簡単だ。作業の最中に、椅子に座ったまま休めるからだ。固い椅子では、座ったまま休むのは難しい。しかし、事務用の椅子は、座ったままぼんやりしても、体が多少は休まる。

その結果、今までは何週間もかかっていた仕事を、2日ぐらいで一気にやり終えてしまったのだ。しかも、遊びほうける時間も、以前と変わらずに取っていてである。我ながら奇跡を見るようだった。

それにしても、今まで椅子のせいで逃してきた収入と時間がどれだけあるかと思うと、悲しくなる。だから、この先どれだけ得をしようかと考えた方が精神衛生のためにもいいだろう。

椅子が私たちに与える影響は、2倍や3倍の効果ではなく、優に10倍の生産性の違いになる。座りごこちの悪い椅子を不自由しながら使っている人には、今すぐ椅子を買い替えることをお勧めする。

高い椅子を買う必要はない。事務用の椅子を扱っている店に行って、売れ筋の、安い椅子を買ってくればいいのだ。

12月28日(木)「デジタルカメラ」

at 2000 12/28 23:54

デジタルカメラを買ってから、毎日いろいろと試し撮りをしているが、電池の消耗が激しすぎる。

一番いいという充電池を買ったのだが、1回の充電で、せいぜい10回から20回程度しか撮れない。むしろ、カメラを買ったときに付いてきた、使い捨て電池の方が、40回以上も撮れた。

私がデジタルカメラに慣れないからか、それとも、デジタルカメラや充電池の質が悪いからか、もう少し様子を見てみよう。

今日は、渋滞でのろのろ運転していたとき、車からハンガンなどを写真に撮ってみた。ううん・・・、予想に比べてずいぶんできが悪い。

12月29日(金)「大渋滞」

at 2000 12/30 03:31

午後に約束があって、家を出てナムデムンのとあるオフィスへ向かったが、ハンガン路がものすごく込み、車がびくとも動かない。

サムガクチの交差点を過ぎた頃、約束時間を10分以上過ぎてしまったので、電話をかけた。

すると、その渋滞は、ソウル駅、ナムデムンと続いているのがそのオフィスから見えるという。しかも、車はびくとも動かないそうだ。どうやら、このままでいくと、何キロもないナムデムンまで1時間以上はかかりそうだ。

それで、今日の約束は取り消しにし、後日時間を決めて会うことにして、Uターンして家に戻った。

年の瀬とは言うものの、年末と金曜日とが重なったための大渋滞か。車は便利だが、こういうときに、時々不便を感じることもある。

12月31日(日)「大晦日」

at 2000 12/31 23:37

夕方、日本の教会から来たお客さんたちが、10人ほど遊びに来た。楽しいひとときだった。

今年も残すところあと30分。いや、今年だけでなく20世紀があと30分で終ろうとしている。いや、第2の千年が終わり、第3の千年が始まろうとしている。記念すべき時間だ。

でも、日付変更線の方では、もう来年になっている。中国やヨーロッパの方では、私たちが来年になった瞬間には、まだ今年だ。してみると、年の変わる瞬間を見ようと頑張るのも、何となくむなしい感じがする。