あなどる
えども迂濶《うかつ》に侮りがたい時代であった。かの飴屋もその一人で、半 (半七捕物帳 唐人飴_ruby.txt)


あらそう
辺の雑事の為に、或は又争ひ難い年齢の為に、或は又、――事情はいろいろ (bungei.txt)


いう
力が正当に報われたとはいい難い(野口悠紀夫/戦略的「超」勉強法)
ばっちりだよ。なんともいいがたいですが、とりあえず僕はそんな才能だった ( ムニュっち日記 全)
、涙を落したいような、言いがたい慰安と寂寥とを感じた。まったく、自分の (024 大川の水)
のささやきも聞えそうな言いがたいしずけさを漂せた。そのもの静かな森の路 (日光小品.txt)
れらは「最大遺物」とは言い難い。では、誰でもがこの世に遺すことのでき (後世への最大遺物)
遺体の様子は美しいとは言い難かった。 (マリリンモンロー.txt)
が広く知られているとは言いがたい(編集権について)
を祈り求める事、時には言いがたき嘆きをもって、それが本当の祈りでありま (1923年)
ん事、あるべからずとは云い難し。されどわれら悪魔の族はその性悪なれど (るしへる.txt)
人の胸中に、いつも最も云ひ難い、最も愉快な記憶を浮べたり、また沈めた (神秘的半獸主義.txt)
見ると、そのうちに一種云ひ難い律があるのを見ても、僕等はこの點に非常 (神秘的半獸主義.txt)
にする能はず。唯、或云ひ難き強烈なる感情は、予の全身を支配して、一 (033 開化の殺人)


いかんともしがたい
なわなければ、いかんともしがたい。ビジネスの世界でも同じ状況だろう。 (990403.ネットとバイアグラ)
個人の努力ではいかんともしがたい選抜制度ではあったが、誰でも神頼みをす (Shijo-Tsushin/#6/NAIKOKU)
こず、それ以上いかんともし難い」と自らの調査の限界を認めた。 (80 公用車「2台は私用」)


いたす
も、人力にては如何とも致し難き儀に候へば、心得違ひ致さざる様、呉れ呉 (025 尾形了斎覚え書)
質は人質に候まま、同心致し難くと仰せられ候。澄見はなほも押し返し、い (014 糸女覚え書)


いなむ
日を待べしとあるに。否みがたく。母をすかして前に臥しめ。もしやと戸の (雨月物語)


いやす
になる。この絶対的な、癒しがたい不安、この自己恐怖こそわれわれには純粋 ( 4 引き裂かれた自己)


うけいれる
いただけない(93)受け入れがたい。「それは、いただけへんやろー」 (s 女子大生用語の基礎知識)
節)。人間的には受け入れ難いいやな問題も、実は、益をもたらすすばら ( 佐々木満男(全)


うごかす
かし難い大きな石は、動かし難い死という現実を象徴しているかのようでし (大阪のぞみ教会説教(全))
います(16・4)。動かし難い大きな石は、動かし難い死という現実を象 (大阪のぞみ教会説教(全))
く、大きな石のように動かし難かった死という現実そのものが転がされたの (大阪のぞみ教会説教(全))
死に定められた人間の動かし難い現実です。ですから、私たちの生において (大阪のぞみ教会説教(全))


うたがう
驍烽フがある事は、やはり疑い難い事実でございます。フランツ・フォン・バ (tegami.txt)


うちかつ
その奥には事務長の打ち勝ちがたい暗い力が、魔王のように小動ぎもせずうず (有島武郎/或る女(前編).txt)


おおう
合せた。その顔にも亦蔽ひ難い後悔の心が動いてゐた。信子は強ひて微笑 (001 秋)


おかす
りは、平生とちがった、犯しがたいいかめしさに、かがやいているような気が (偸盗.txt)
結んでいる口もとに、犯し難い一種の威をもっているようにも思われて、 (箕輪心中.txt)
、哀憐を請う情と共に、犯し難い決心の色が、浮んでいる。――必ず修理の (忠義.txt)
しいながらもどこやらに犯し難い威をもった彼の眼のひかりに打たれて、千 (玉藻の前.txt)


おこなう
世におこなひがたき事のみ考へる (石川啄木/悲しき玩具.TXT)


おさえる
したいという欲望が、おさえがたいほど強く、起こって来た。殺すのには、も (偸盗.txt)
 その笑いの底には、おさえ難い不満が忍んでいた。日頃からややもすれば (玉藻の前.txt)
うような悲壮な思いがおさえがたいまでに起ってくる。彼らの銅のような筋肉 (日光小品.txt)
ると共に、又一方にはおさえがたい憤怒《ふんぬ》が胸をついた。 (半七捕物帳 白蝶怪_ruby.txt)
陽気な管絃楽の音が、抑へ難い幸福の吐息のやうに、休みなく溢れて来る (butoukai.txt)
弱と罵っているほどに、抑えがたい覇気と野心とに充ち満ちている人物であっ (玉藻の前.txt)
った日から、時々心頭に抑え難い怒と喜を感ぜずにはいられなかった。兵衛 (008 或敵打の話)
。木部の熱意が見る見る抑えがたく募り出したのはもちろんの事である。 (有島武郎/或る女(前編).txt)


おねがいする
つきましては、誠にお願いしがたいところではございますが、今後は同封の新 (取引先への手紙.txt)


およぶ
  ――少くとも僕に最も及び難い特色である。僕は志賀直哉氏自身もこの一 (bungei.txt)


かいしゃくする
は、しばしば偶然とは解釈し難いほど、あの容貌の醜い若者の足もとに近く (素戔嗚尊.txt)


かいす
がら奇異なる事であるが解し難き事ではない、始めて福音の世に唱えられる (1918年)


かいふくする
氏や家族や勤務先にも回復しがたい損害を与えてしまうことになりかねない」 ( 佐々木満男(全)


かえる
も謂っつべきなり。渠は換えがたく吝しめり。今ここにこれを失わんか、渠は (泉鏡花/義血侠血.txt)
世の尊さは、何ものにも換へ難い、刹那の感動に極るものぢや。暗夜の海に (houkyounin.txt)
、私にとって、何物にもかえがたいものと感じられるのである。 (990501.連載「超」執筆法)
お家に取っては何物にも替え難い宝でござる。藤枝五百石のお家は、その鎧 (箕輪心中.txt)
着きぬ。私をもって公に代えがたしと、渠は拳を握りて眼を閉じぬ。 (泉鏡花/義血侠血.txt)
くは母上の死を何物にも代えがたく悲しく口惜しいものに思う時が来るのだ。 (有島武郎/小さき者へ.txt)


かなう
』とやらんの御威光には叶ひ難く、それがし一人を残し置いて、いづくとも (052 きりしとほろ上人伝)


ききわける
)を耳に聞きては、聞きわけがたければ、「かね金山」、「こみち径山」など (大言海序文)


きく
メリカでも南部の言葉は聞き難い)。外国人としては、知的な人の話す正式 (野口悠紀夫/戦略的「超」勉強法)


きわめる
」なるか、「じ」なるか究めがたくして、是れ亦、國語学者の苦しむ所なり。 (大言海序文)


きんず
存じむしろ御同情を禁じがたく候えどもけっして女子の現状に屏息せず艱 (有島武郎/星座.txt)


けいふくする
新感覚」に必しも敬服し難いことは前に書いた通りである。が、彼等の (bungei.txt)


けす
右衛門は、そこに、また消し難い憎しみの色をも、読んだのである。 (忠義.txt)
憎悪は彼の心の奥底に消し難い反響を残している。彼は本を買われなかっ (大導寺信輔の半生.txt)
みならずいつか彼の心へ消し難い痕跡を残していた。彼は貧困を脱した後も (大導寺信輔の半生.txt)
流離の記憶消しがたきかな (石川啄木/一握の砂.TXT)


こうす
          示に抗し難かったこと主張する。 (yhanketu.html)


こえる
攀じ難い峯の頂を窮め、越え難い海の浪を渡り――云わば不可能を可能にす (侏儒の言葉.txt)
 天才もそれぞれ乗り越え難い或制限に拘束されている。その制限を発見 (侏儒の言葉.txt)


さきんず
て、追えども追えども先んじがたく、ようよう力衰え、息逼りて、今や殪れぬ (泉鏡花/義血侠血.txt)


さける
の互に軽蔑し合ふことは避け難い事実とは云ふものの、やはり悲しむべき事 (bungei.txt)
も大きな争点となるのは避け難い(12 神の国発言問題4)


さだむ
く。旦(あさ)にゆふべに定めがたくとも。やがて歸りまいるべしとて泪を振( (雨月物語)


さだめる
いた。したがって晴雨も定めがたかった。それがどれほど葉子の健康にさし響 (有島武郎/或る女(後編).txt)


さる
はかならず前に詣給ふ。さりがたき御方に別れ玉ふにてやまさん。御心のうち (雨月物語)
調(こし)らへて。其夜はさりがたき別れをかたり。かくてはたのみなき女心の (雨月物語)
出口に向かいかけるが、去りがたい(11 逢いたい時に… 最終回)
れぬ柔軟な香りだけでも去りがたい思いをさせたに違いなかった。いつのまに (有島武郎/或る女(後編).txt)


じっこうする
思ってその内に多くの実行し難き教訓を発見する。されどもキリスト教は倫 (1921年)


しのぶ
えるのは、到底彼等の忍び難い、寛大に過ぎた処置であった。彼等はまず (素戔嗚尊.txt)
い。それが彼に取っては忍び難い苦痛であるので、結局かれは家を捨て、妻 (半七捕物帳 正雪の絵馬_ruby.txt)
は、さすがに私としても忍び難いところです。それから開墾当時の地価と、 (有島武郎/小作人への告別.txt)
るに決っていた。だから忍び難いことだがここは一旦|怺《こら》えなけれ (地球発狂事件_ruby.txt)


しゅうかくする
 魚住氏はこの一見収攬しがたき混乱の状態に対して、きわめて都合のよい (石川啄木/時代閉塞の現状.TXT)


しゅんべつする
景には、編集と峻別しがたいという性格がかかわっているので (校訂者の権利に関する報告)


しょうす
ものである、復讐は善と称し難いと云った。それから社会主義の某首領は蟹 (猿蟹合戦.txt)
いる。一部を成すとは称し難い。しかし兎に角一部を成している。 (侏儒の言葉.txt)
へるのは必しも独断とは称し難いであらう。 (basyou.txt)


しょうふくする
に付されていたのは承伏しがたい。情報化社会の現代の一日が、徳川時代の (今日の視角 小渕さん倒れる (2)


しんじる
これまでの北朝鮮政府の信じがたい行為の数々(ラングーン事件、大韓航空機 (立花隆講演録.txt)
ることに吝かであるとは信じ難い。しかしその認めかたは常に頗る滑稽であ (侏儒の言葉.txt)
いますが、そんな私には信じがたい光景です。生きてる価値がないほど・・・ (000204.html)


すいていする
ろ予報資料不足のため推定しがたい(予報省告示_ruby.txt)


すくう
県警の初歩的捜査ミスと救いがたい怠慢が重なって犯罪史上前例のない長期監 (35 秘密体質で対応後手に)
も、我々人間の苦しみは救ひ難いものと信じてゐる。あの古代のパンの神に (bungei.txt)


すてる
が、草薙とのコンビも棄てがたくてね。(竜太郎に囁く)あの二人、なんか (15 パパはニュースキャスタースペシャル。)
         棄《す》てがたきかな。 (石川啄木/悲しき玩具.TXT)
捨てがたい魅力を感じます。あなたが電子出版にかけ (05 あなたにお願いしたいこと)
。真衣は、東京の生活が捨てがたく、私は、真衣に負けないくらいお父ちゃん (12 双子探偵最終回)
マスター:蚊取り線香も捨て難い(サンタクロース)


せきとめる
同時にまた雲の峰が堰き止め難いごとく刻薄であった。猪首の若者はまっ赤 (素戔嗚尊.txt)


せつめいする
奥底の声である。その説明しがたきはこれがゆえである。深遠にして量るべか (十字架の信仰)
來る。人は心靈といふ説明し難い物のことを考へると、その考へが進めば進 (神秘的半獸主義.txt)


そうぞうする
本人がどう思ったのか想像しがたいが、彼女はお勉強を選んだ。 現実的に現 (いちごのつぶやき)


たえる
れは千枝太郎に取って、堪え難いように懐かしい、しかも身ぶるいするほど (玉藻の前.txt)
つづける。――太郎は、堪えがたい嫌悪の情に襲われて、耳をおおうようにし (偸盗.txt)
な姿をつやに見せるのが堪えがたい事のように思われ出したのだ。 (有島武郎/或る女(後編).txt)
なった気候をますます堪え難いものにした。葉子は自身の五体が、貞世の (有島武郎/或る女(後編).txt)
た。が、それにも増して堪え難かったのは、念友の求馬を唯一人甚太夫に託 (008 或敵打の話)
るのは、彼に取って実に堪え難い苦痛であったが、今の彼はもう穴を出る力 (籠釣瓶.txt)
されて、さらぬだに急に堪え難く暑くなった気候をますます堪え難いものに (有島武郎/或る女(後編).txt)
獄の苛責よりも葉子には堪えがたい事だ。たとい倉地が前の態度に出てくれる (有島武郎/或る女(後編).txt)
うものは微かであっても堪えがたいほどに苦い……。清逸はふとこの間読み終 (有島武郎/星座.txt)
へも及ぼして来る、最も堪へ難い種類の嫌悪であつた。彼はこの時、偶然な (043 枯野抄)
は、彼の上に、何よりも堪えがたい、落莫たる孤独の情をもたらした。彼は彼 (047 戯作三昧(新仮名))
は、彼の上に、何よりも堪へ難い、落莫たる孤独の情を齎した。彼は彼の尊 (046 戯作三昧(旧仮名))
、園には自分の性癖から堪えがたいことだったろう。彼はどんなに無害なこと (有島武郎/星座.txt)
また陳にとっては、一層堪え難い呵責であった。彼は目の前の暗闇の底に、 (036 影)
たへがたき渇《かわ》き覚《おぼ》ゆれど、 (石川啄木/悲しき玩具.TXT)
邦人《くに》の顔たへがたく卑《いや》しげに (石川啄木/一握の砂.TXT)
こころ傷《いた》みてたへがたき日に (石川啄木/一握の砂.TXT)
ゆるし難きをゆるし、耐え難きを耐えて、十字架にかかって下さったイエ ( 佐々木満男(全)
途中で神の恵みを忘れ、耐え難くなって不平を言うようになったのです。「 (大阪のぞみ教会説教(全))
っだらなくてほとんど耐え難いほどです(^_^;)しかし、挿入歌が、チェッ ( 8 日記のようなもの)
たちと共にいることは耐え難かったのでしょう。そのような彼が、弟子た (大阪のぞみ教会説教(全))
訳のわからない苦しみは耐え難いものです。不当な仕打ちは、それが不当で (大阪のぞみ教会説教(全))
とが多かった。住民は耐え難い恐怖に襲われそうだが、実 (sikei.html)
滝の水を見るにつけても耐え難いのはその事であった、いや、冷汗が流れま (泉鏡花/高野聖.txt)
をつける、何より最も耐え難いのは晩飯の支度が済むと、たちまち灯を行 (泉鏡花/高野聖.txt)


たつ
。しかし同時に事務長は断ちがたい執着となって葉子の胸の底にこびりついて (有島武郎/或る女(前編).txt)


たとえる
近い白昼の日は、このたとえ難い混雑の上を一面に照らして、男の額にも女 (玉藻の前.txt)


たのむ
てた男の執着。あすをも頼み難い命の夕闇にさまよいながら、切れ切れな言 (有島武郎/或る女(前編).txt)


ちかづく
だ盡ず。重盛が忠信ちかづきがたし。今より支干(えと)一周(めぐり)を待ば。 (雨月物語)
僕のいつも森先生に近づき難い心もちを持つてゐるのは或はかう云ふパフ (bungei.txt)
星野に対してはあの近づきがたいような頭の良さと、色の青白い華車な姿と (有島武郎/星座.txt)


ちかよる
イいお気に入りだけれど近寄りがたい(それほど仲良くない)人物をあらわす。 (s 仲間ことば集)


つくす
にいたるまで〓9ふるに尽しがたし。又人活(いき)ながらにして鬼に化(け)す (雨月物語)


つける
被告も真須美被告と甲乙つけがたいと判断したのは、正当な見方と思う。ただ (林健治被告に懲役8年求刑)


つたえる
の域に達して居ても、尚傳へ難いところがあるので、シヨーペンハウエルは (神秘的半獸主義.txt)


とく
たか、それは依然として解き難い謎であった。 (半七捕物帳 蟹のお角_ruby.txt)
うわけか。それは容易に解き難い謎であるので、半七もさすがに思案に悩ん (半七捕物帳 新カチカチ山_ru.txt)
、古語古事物の意の解きがたきもの、動植物の英辭書の注釋に據りたりし (大言海序文)


とく
な、人間の言語を以つて説き難い情趣に觸れたり、また觸れようとしたとこ (神秘的半獸主義.txt)
い」に白丸傍点]。その説き難いところは、乃ち、藝術の威嚴が生じて來る (神秘的半獸主義.txt)
る範圍である[#「その説き難いところは」〜「範圍である」に傍点]。然 (神秘的半獸主義.txt)


とくどする
の高僧であった。彼は得度しがたき悪魔として女人を憎んでいるらしく、いか (玉藻の前.txt)


とける
        解《と》けがたき (石川啄木/悲しき玩具.TXT)


とじる
の恐しい所以は容易に閉じ難いところにある。ああ云うものには手を触れ (保吉の手帳から.txt)


とどめる
らぬ事もあなり。強てとゞめがたし。強てゆけとにもあらず。僧のこゝろにま (雨月物語)
じけなきを告つゝも涙とゞめがたし。翁いふ。吾主遠くゆき玉ひて後は。夏の (雨月物語)
ている彼の眼からは、とどめ難い涙がはらはらとこぼれ、彼は堪まらなくな (玉藻の前.txt)


とらえる
て考えるが、なかなかとらえ難い(沖縄タイムス 社説 2000.2.13)
念を支配するものは常に捉え難い流行である。或は神意に似た好悪である。 (侏儒の言葉.txt)
帰するを哀みて、真理の捉へ難きに憧《あこ》がるる哲人の愁思もほのめか (海潮音_ruby.txt)
帰するを哀みて、真理の捉へ難きに憧がるる哲人の愁思もほのめかさる。而 (海潮音.txt)
た野山、風にそよぐ花は捉えがたいのである。辞書と文法のみで言葉を扱うの (10「辞書」.txt)


なっとくする
はなかなか我々こう、納得しがたいものがあるんですね。 (30 souri526.html)
な意味があるのかは、納得しがたいことになる。[*4] ( 4 引き裂かれた自己)


のがれる
るということがすでに逃がれがたい罪である。その不安に絶えずおびやかされ (半七捕物帳 むらさき鯉_ruby.txt)
哀想に。あの人は自分の逃れ難い運命を知っていたのだ。その有様を見てい (駆け込み訴え.txt)
りましたが、これも誠に遁れ難い定業ででもございましたろう。 (邪宗門.txt)


はいす
り。終日胸中の不快を排し難し(033 開化の殺人)


はいりこむ
では、到底神秘界に入り込み難いと云つたが、エメルソンはまた、官能が明 (神秘的半獸主義.txt)


はかる
請わば、その諾否いまだ計りがたし。しかるに巡査は肯き入れざりき。 (泉鏡花/夜行巡査.txt)
、、御意なされ候やも計り難く、愈迷惑に存じ居り候ところ、みなみな御 (014 糸女覚え書)
ず。翌(あす)のみち又はかりがたし。此山は扶桑第一の靈場。大師の廣徳(く (雨月物語)
先はヤミ。政治の世界の測りがたさを、そんなふうに言う。しかし、ものには (天声人語 19991016~22)


はなる
胸とは、ひたと合いてぞ放れがたき。両手を静かにふり払いて、 (泉鏡花/夜行巡査.txt)


はなれる
、女はもうこの男の傍を離れ難くなっていた。女は、 (富士.txt)


はんじる
あるから、容易に吉凶を判じ難い。そこはこの擲銭卜の長所でな、……」 (044 奇怪な再会)


はんず
しは現に時とすると、攀じ難い峯の頂を窮め、越え難い海の浪を渡り―― (侏儒の言葉.txt)


はんどくする
 ちょっと判読しがたいほどたいへん乱れた文字が書きつらねてあ (地球を狙う者_ruby.txt)


はんべつする
があるともないとも判別しがたい演奏ぶりが、彼らの真骨頂だった。 (秋野平/ロック、七〇年代.txt)


ひらく
扉は俗人の思うほど、開き難いものではない。むしろその恐しい所以は容 (保吉の手帳から.txt)


ふれる
の宣教師が東洋人の心に触れがたき主なる理由はここにあると余は思う。心理 (1914年)


べんべつする
れは歓喜とも苦痛とも弁別し難い性質のものだった。彼はこの心の動揺に身 (路上.txt)


ほす
光明を見るに至らんやも保しがたし。さらに兄に依嘱しえべくんば、我が小妹 (有島武郎/星座.txt)
隷なしには一日も安全を保し難いらしい。現にあのプラトオンの共和国さえ (侏儒の言葉.txt)


まいきょする
の屈辱を蒙ったことは枚挙し難い位だった。自尊心の強い信輔は意地にも彼 (大導寺信輔の半生.txt)


まぬがれる
はそういう質の子供に免がれがたい文弱の傾向があるらしかった。容貌も優し (半七捕物帳 朝顔屋敷_ruby.txt)


みいだす
ったく共通した点が見いだしがたいのである。むろん同主義者だからといって (石川啄木/時代閉塞の現状.TXT)
ほとんど、どこにも見いだしがたい、なめらかさと暖かさとを持っているよう (024 大川の水)


みさだむ
文字もむら消して所々見定めがたき。正しく妻の筆の跡なり。法名といふもの (雨月物語)


みすごす
こし山の黄葉(もみぢ)見過しがたく。濱千鳥の跡ふみつくる鳴海がた。不盡の (雨月物語)


みなす
がら「日本人」とは見なし難い日本人であったがために発明された名称だ (Shijo-Tsushin/#8/TITLE)


みわける
ものか善神のものか見判け難い人間離れのした性質がある。見るものに無 (家霊.txt)


めいじょうする
予は予自身に対して、名状し難き憤怒を感ぜざるを得ず。その憤怒たるや、 (033 開化の殺人)
思うと、猪熊の爺は、名状しがたい怒りと苦痛とに、骨髄をかまれるような心 (偸盗.txt)
で、そういうある何か名状し難い不安、そして息苦しさ。そしてその中で、 (早稲田大学人物研究会.txt)
いる事ができた。ただ名状し難い焦躁と悲哀とはどう片づけようもなかった (有島武郎/或る女(後編).txt)
て鍋がぶつかると共に名状し難い怒号と断末魔の叫喚とが起つた。バルキス (BALT.TXT)
、喜びとも悲しみとも名状し難い、不思議な感動に蕩揺されて、思わず涙を (妖婆.txt)
んなやうな、何とも名状しがたい氣持ちがあとから押すやうで、西原氏は、 (狂童女の戀_ruby.txt)
上に、その日は何とも名状し難い不快な感じまで味わされた。「おれは莫迦 (素戔嗚尊.txt)
れて、彼はまた、ある名状しがたい心の疲労に、襲われた。もし周囲が周囲だ (偸盗.txt)


めんする
直ろうとする、それが免しがたい第一の罪である。兄が寵愛の女を奪ってお (玉藻の前.txt)
にしようとする、それが免しがたい第二の罪である。自体が温和な人でも、こ (玉藻の前.txt)


もうす
も、全くその理無しとは申し難く候。何故と申し候はば、貴殿平生の行状誠 (025 尾形了斎覚え書)
篠も流石に、推してとも申し難く、其儘凄々帰宅致し候。 (025 尾形了斎覚え書)


もる
、に僕等の全生活感情を盛り難いことにもよる訣である。(詩は――古い語 (bungei.txt)


やしなう
 〓53婦(とふ)の養ひがたきも。老ての後其功を知ると。咨これ何人の (雨月物語)


やむ
やみがたき用を忘れ来《き》ぬ―― (石川啄木/悲しき玩具.TXT)
い快い赤児の産声――やみがたい母性の意識――「われすでに世に勝てり」 (有島武郎/或る女(前編).txt)
典で読みたいというやみがたい熱意が、持続的な深い原動力として働いて (14「読む」.txt)
が僅かな皮肉に包まれたやみがたい女性の執着によつて表現されてゐる。是等 (有島/水野仙子氏の作品について)
の三角帆と、――すべてやみがたい哀愁をよび起すこれらの川のながめ[#「 (024 大川の水)
を恋い恋うて、夜も昼もやみがたく、十字架を編み込んだ美しい帯を作って献 (有島武郎/或る女(前編).txt)
於ては、予は永久にこの止み難き苦痛を脱離する能はざる可し。 (033 開化の殺人)


ゆうずうする
想の上にも、容易に融通しがたい懸隔のあることを感じ、現在においてはそ (有島武郎/片信.txt)


ゆるす
ゆるし難きをゆるし、耐え難きを耐えて、十字架にか ( 佐々木満男(全)
入れ難きを受け入れ、赦し難きを赦そうとされるのであります。 (大阪のぞみ教会説教(全))
わずにはおれません。赦し難き者を赦すとするならば、自らが痛み、苦し (大阪のぞみ教会説教(全))
の価値観の延長線上で、許し難いことが起きる」と語る。ただ不祥事防止策 (85 警察不祥事 再発防げ)


よむ
読みがたさかな (石川啄木/一握の砂.TXT)
□□□(虫食いのために読み難し)とて伝三を足蹴にかけければ、不敵の伝 (伝吉の敵打ち.txt)


らくいする
いう女性に就いては落意しがたき廉々があるとか申されまして……」と、師 (玉藻の前.txt)


りかいする
言葉の真意はなかなか理解し難かったと思います。ある意味では、この言葉 (大阪のぞみ教会説教(全))
 常識では理解し難い、危機意識の欠如――。 (雪印食中毒事件は構造腐食)
っている現代人には理解しがたいことだが、当時のポルトガルは、航海のた (991002.後なるもの先になるべし)


りょうりつする
前後左右には、神秘と両立し難い一切の条件が、備っていたとでも申しまし (tegami.txt)


わかつ
、体が関わる生活に、分かち難く結びついているのです。ですから、そのよ (大阪のぞみ教会説教(全))
もの(シニフィエ)は分かちがたく一致していると主張するのである。その意 ( 4 引き裂かれた自己)
言葉とおこなひとを分ちがたき (石川啄木詩集.txt)


わかれる
別れがたい( 1 逢いたい時に… 第1回堰j
別れがたい(11 逢いたい時に… 最終回)
になってからも、園には別れがたい文学への憧憬があった。捨てよう捨てよう (有島武郎/星座.txt)


わく
夢現(ゆめうつゝ)をもわきがたし。現(げ)にまのあたりに見奉りしは。紫宸 (雨月物語)


わすれる
るき版画のてざはりもわすれがたかり君とみればか (002 芥川龍之介歌集)
まなご)出迎ひて。御情わすれがたく待戀奉る。此方に入せ玉へとて奧の方にい (雨月物語)
  忘れがたき人人 (石川啄木/一握の砂.TXT)
々は、皆自分にとって、忘れがたい、なつかしい町である。吾妻橋から川下な (024 大川の水)
、わたしにとって特に忘れがたい思い出がある。学生時代にヘブライ語を習 ( 4「記憶」.txt)
、この間に於ける予の忘れ難き友人にして、予の明子に対する愛が、幾多 (033 開化の殺人)
耳朶《みみたぼ》なども忘れがたかり (石川啄木/一握の砂.TXT)
を蒙り候こと、末代迄も忘れ難く候。 (014 糸女覚え書)
ど。猶俤(おもかげ)の露忘れがたく。しばしまどろむ曉の夢に。かの眞女兒が (雨月物語)
していたんですが、故郷忘じ難しで江戸が恋しくなって、今度久し振りで出 (半七捕物帳 お化け師匠_ruby.txt)


わきまえる
遠眼の事とて、確とは弁へ難く候へども、里血色至極麗しき様に相見え、 (025 尾形了斎覚え書)



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