貯金の内訳 (2007年8月12日日曜日)


貯金の仕方は、人それぞれだと思いますが、いずれにしても、いつも引き下ろす通帳とは別に、新しい通帳を作り、そこに入金していくのが、貯金の原則です。

本多静六博士が貧乏脱出を試みた明治時代には、銀行の利子はけっこう高かったようです。しかし、現在はゼロ金利といって、零点何パーセントの利息しかつきません。ですから、当座預金とほとんど何の違いもありません。これは、私の住む韓国でも同じことです。銀行の金利(interest)は全然面白く(interesting)ありません!

それはともかくとして、目的に合わせて貯蓄する通帳を複数持つ必要があるようです。ザビエル氏によると、次の3つに分割して貯金すべきだということです。

  1. 貯蓄用
  2. 投資用
  3. 寄付用
    ザビエル著 / ラーニングエッジ(株)監修『お金の聖書』(PHP文庫、2007。p.23)

最初の「貯蓄用」の口座に関し、ザビエル氏は「『貯蓄』したお金は、死ぬまで使いません。死ぬまでです」(同書 p.31)と強調しています。その理由は、「貯蓄の目的は、安定を得ること」(同書 p.32)だからだそうです。本田健氏はこの口座を「億万長者口座」(『きっと、よくなる!』本田健著、サンマーク出版、2005。p.68)と呼んでいます。億万長者たちのかなり多くが、このような、決して使わない預金通帳を持っているのだそうです。私はこの口座でゴールドバンキングを始めました。金の値段は、上がることもありますが下がることもあります。しかし、どうせ使わないのですから、金相場の下落による若干の元本割れは直接響いてきません。それに、金は長い目で見たとき、まず損をしない品目です。そこで、「貯蓄用」に金を買うことにしたのです。

次の、「投資用」の口座は、この口座で貯めたお金を用いて、株式などの投資を行うものです。私はこの口座をさらに二分して、片方で投資信託(=ファンド)を始めました。株式はリスクが大きいけれど、投資信託は株よりは安全です。零細な収入から始めたばかりなので、微々たる金額ですが、今後の韓国経済の発展に期待しています。

3つ目の「寄付用」の口座というのは、人のために使うお金のことです。これについてザビエル氏は、「お金を手放す感覚をつかむことで、本当にお金にゆとりある自分になれる」(『お金の聖書』p.41)を説明しています。私はこの口座で貯めたお金で什一献金をささげたいと思っています。教会の運営や慈善事業に寄与するわけです。

私はこのような貯蓄を、副収入の入金される通帳を用いて行うことにしました。この通帳は、以前の職場の給料が入金される通帳でしたが、現在は、私の零細な副収入が入金され、私のカード料金が引き落とされる通帳になっています。多い月には100万ウォン以上入金されることもありますが、少ない月には20万ウォンくらいしか入金されません。それでもまあ、いい方でしょう。ですから定額で預金することはできないのですが、副収入という気楽さもあり、50%を貯金に回すことにしました。

その50%から、貯蓄用に10%、投資用に30%、寄付用に10%預金し始めました。先月(2007年7月末日)初めて入金しましたが、その月の副収入が22万ウォンだったので、預金総額は11万ウォン(約1万5千円)です(笑)。なあんだ、スズメの涙を通帳になすりつけただけじゃないか、と腹を抱えて笑う人もいるでしょう。でも、豊かになるための行動は、まだ準備ができていないときから既に始めている必要があるのです。お金が貯まってから行動に入るというのでは、遅すぎます。

ところで、これらの貯金は、家を買ったり車を買ったりするためのものではありません。この点に関し、ザビエル氏は、「マイホームが欲しい人は、この三つの貯金箱以外に『マイホーム用』貯金箱を用意しなければいけないのです」(『お金の聖書』p.32)と釘を刺しています。くれぐれも、豊かになるためのお金が家や車に化けてしまったりすることのないよう、気をつけたいものです。

追記:その後、寄付用口座の使い道について悩んでいます。なぜなら、今の少ない副収入では、10%を献金に使ってしまうと、人のために使うお金は貯金以外の部分から捻出することになり、私の零細な財政を圧迫するからです。もう少しよく考えてみたいと思います。(2007.10.21記)


引用・参考図書