ひたすら真似よう


以下の文章は、ライコスクラブに書き込んだものを、そのまま載せたものです。

354   どんどん真似ましょう
2001/05/04 02:03:21  ijustat  (参照数 0)
これは 339 [Re^5:喋るとき→理論的なコトはいじゅさんに任せて(笑) ] への返信です

ヘブライ語の教材で発音指導のページを見ると、“エ”の発音には、長い音と短い音と、とても短い音があるが、現代ヘブライ語ではすべて同じ長さで発音されると書いてあります。ところが、実際のテープを聞くと、たいていの人の発音では、長い“エ”は、“エイ”と聞こえます。

もう一つ、現代の標準ヘブライ語の“r”の音は、ドイツ語やフランス語と同じくのどひこを震わす音だと説明されています。ところが、リンガフォンのヘブライ語コースの発音を聞くと、アナウンサと思われる人は、べらんめえ調の音で発音しています。

こういう時、皆さんだったらどうしますか。

私は、聞こえる通りに発音します。それが正しい音だろうが間違った音だろうが、可能な限りテープから聞こえてくる音と声に近い状態で発音するようにします。だから、のどひこの発音のときは、のどひこで、舌先の発音のときは、舌先で発音します。テープが“エ”と言えば私も“エ”と言い、テープが“エイ”と言えば私も“エイ”と言います。

語学上達の秘訣(の1/3)は、真似することです。正しいと言われている発音でなかったとしても、聞こえる通りに真似をするわけです。その言葉の輪郭さえ似ていればいいと言っても過言ではないかもしれません。

表現についても同じです。習った文法規範では説明が付かない例に出会っても、そのまま受け入れます。

私たち大人は、ややもすると、どこかで習い覚えた規範によって観察の目が塞がれてしまうものです。子どもは、規範みたいな難しいことは理解できませんから、あるがままの言葉を受け入れます。それが、実は正確な言葉を習得する鍵となっています。

私たちも、規範は規範で大事にしておいて(と言って、脇に追いやってしまい)、まずは、あるがままの言葉を受け入れるようにすべきです。そうすれば、あとは根気よく努力さえすれば、ものすごく上手になります。