355   リンガフォンのテープ
2001/05/04 19:23:04  ijustat   (参照数 9)

普通の外国語の学習テープは、アルファベットの発音から始まるものですが、リンガフォンのテープには、アルファベットの発音がありません。かなりラディカルというか、ドラスティックな作り方だと初めは思いましたが、考えてみれば、文字の名前を覚えても、会話にはあまり役に立たないんですよね。

さらに、発音の練習もありません。テープはいきなり本文から始まるのです。

考えてみれば、私の日本語教材も、入門であるにもかかわらず、文字と発音の解説は録音しませんでした(そのことを忘れていました)。それでも、発音の録音がほしいというクレームがどこからも出ていないところを見ると、本当に必要がないのかもしれません。

リンガフォンのコンセプトは、耳が慣れるまで聞いたあと、その音を言葉として理解し、その後でようやく話す練習をするというものです。テープに文字と発音の解説を入れないのは、アレフ、ベート、ギメル・・・という無意味な音の連続を100回も200回も聞くような無駄がないようにするためかもしれません。

だからこそ、このテープは何度となく聞き返しながら、邪魔になる部分がないのです。本当によく考えられています。