1973   Re^6:ギリシャ語とラテン語
2004/06/15 17:28:22  ijustat   (参照数 7)
これは 1972 [ギリシャ語とラテン語] への返信です

pdca様、こんにちは。

>ギリシャ語・ラテン語を教えていらっしゃるそうですが、学期の初めに学生に対し「どうしてこの授業を選んだか」というアンケートをしたそうです。
>答えの中に、以下のようなものがあったそうです。
>
>ギリシャ語については「アテネオリンピックが開催されるから」
>(ちなみに彼の教えているのは古典ギリシャ語です)
>ラテン語については「ラテン音楽に興味があるから」
>(大きな勘違い)

それはショッキングな内容ですね。その先生は、学生の回答を見たとき、どんなことを思われたのか、とても気になります。こんなことは多分ないとは思いながらも、たとえば村上春樹の小説を読みたくて、古典日本語を勉強するなんて人は、いないと思います。そういう人がもしいたら、先生は困るでしょう。そんな感じの学生たちですね。

そういえば、私は昔、「どうして韓国語を勉強しているんですか」とよく聞かれました。この「どうして」には、当時は“よりによって”というニュアンスがありました。それに対して、私はあれこれ理由めいたことを答えたと思いますが、結局は、「なんとなく」心が引かれて韓国語の勉強をしていたと思います。私はあまりいい韓国語学習者じゃなさそうですね。

その先生は、アテネオリンピックに向けて古典ギリシャ語(笑)を勉強するという学生や、ラテン音楽に興味があってラテン語を勉強するという学生に、何かアドバイスをしたんでしょうか。学生の意図に何か意味があるなら、非常に壮大な目的だと思います。(笑)

>西本先生はダンテが読みたくてイタリア語を始められたので、私のように言葉の持つ豊かな魔力/可能性を捨象して、「売った、買った、いくら」でしか言葉をとらえない態度が(文学部での教え子としては)残念なことだと思っていらっしゃるのでしょう。

なるほど、そうだったんですか。先生の気持ちを考えれば、まったくその通りだと思います。文学とビジネスとでは、おそらく方向がとても違うでしょうから、文学部の先生としては、教え子に対してちょっとさびしいものを感じたのでしょうね。

ところで、アマゾンで西本先生の著書を検索してみました。とても有益で、また面白そうな本を出しておられます。読者書評を見ると、動詞変化表でイタリア語の動詞変化を勉強している人もいるようです。すごいですね。

>もちろん私もそこまで極端ではないですし、時間が許せばそちらの方面にも首を突っ込んでみたいとは思っていますが、とりあえずは道具としての外国語、その外国語を効率的に学ぶための手法に興味の中心があります。

今、実はプレースメントのインタビュー試験をしているところで、学生が途切れたのでこれを書いているのですが、先ほど来た学生は、夏休みに他の場所でイタリア語のレッスンも受けようとしているのだと言っていました。私が、日本語に比べるとイタリア語は難しいですよというと、小さいころ南米に住んでいたので、スペイン語ができるとのこと。変な助言をしてしまいました(汗)。

この夏学期は新規受講生がとても少なく、インタビューで忙しいという経験ができなくて残念です。最近韓国の、特に梨花女子大の学生は、夏休みには中国へ語学研修に行ってしまうことが多いのだそうです。だから、特に中国語のクラスはその打撃が大きいです。日本語のクラスは中国語よりはましですが、日本語を勉強している学生は中国語も勉強していることが少なくないので、やはり日本語もそのあおりを受けています。