1350   Re^13:アメリカと宮崎監督
2003/05/14 00:46:59  ijustat   (参照数 0)
これは 1348 [Re^12:アメリカと宮崎監督] への返信です

Kotori様、こんにちは。ijustatです。

ここ数日、ちょっと忙しくて、ライコスクラブへ見に来ることはあっても、書き込む余裕がありませんでした。それで、返事がちょっと遅れてしまいました。m(_ _;)m

>例えば、学校制度も場所によって全然違ってきます。学科のなかに美術がない学校とか。私が住んでいる州はすべての公立学校に美術があるので、この州の人から見たら、「美術のない学校が存在するなんて、信じられない!」という感じになります。また例えば、アメリカの中で、地域の人口のほとんどが白人の場所と、逆にほとんどが黒人の場所とでは当然考え方が変わってきますし、裕福な地域、貧困な地域、移民が沢山いる地域、などなど・・さまざまです。

これはすごいことです。韓国でも地域ごとに若干の人情の違いなどはあるようですが、それでも、考え方が全く違うということはまずないでしょう。日本も多分同じようなものでしょうね。そういう点では、日本や韓国は、アメリカで言えば、それぞれが一つの州のようなものなのかも知れませんね。

>なるほど、ドイツの学校というのはどういう雰囲気なんでしょうね。先生に質問しやすい雰囲気なんでしょうかね、アメリカみたいに。米国の学生は、質問があったら授業中でも積極的に質問しますから、もしもアメリカからの帰国子女が日本の学校でそれと同じ調子で質問したら、授業を妨げているように思われてしまうかもしれません。もしくは、授業のあとで質問に来るように言われてしまうかもしれません。そういう日本で育った私には、最初、アメリカの教室で質問・発言するのはとても気が引けました。

そういえば、私の職場の英語の先生は、アメリカを始め、カナダ、イギリス、たしかインドだったかからも先生が来ているので、どこの国の先生なのかは分かりませんが、オリニ・ヨンオ(=子供英語)のクラスで、質問は1回のクラスで3つまでしかしてはいけないという先生がいて、子供たちに不評を買っていました。これは子供だからでしょうか。

また別の、思い出した話ですが、韓国人でアメリカの大学で教授として活躍している人のインタビュー番組の話を妻から聞きましたが、その人は、教授として長年勤めてきたそうですが、毎回授業の前の準備のストレスでいつも疲れているのだそうです。学生たちからどんな鋭い質問が来るか予想がつかず、夜も眠れないことがあるとか。アメリカの教授は厳しいと聞いていますが、学生もまた厳しいんですね。

>外国では、日本の最近の漫画やアニメの人気が高いです。でも、英訳されているものはごくわずかですから、ファンは目に入るものを片っ端から手当たり次第に読みます。彼らは本当に漫画が大好きで大好きで、飢えているんです。少女漫画、少年漫画、アダルト漫画(外国のアニメ・ファンの間で「hentai(変態)」と称されるジャンル)・・・なんでもござれ! という感じです。

アメリカ人が漫画に飢えているというのは不思議な感じですね。漫画は優れたものがアメリカから日本に入ってきていますから。ミッキーマウスとか、スヌーピーとか、たしかバットマンもアメリカの漫画ですよね。

>で、男の子であれば、まず日本の女の子を理想化します。清爽で可憐でfragileな日本の女の子というイメージが出来上がっています。日本を漫画天国のように思っている傾向があり、日本には漫画・アニメが溢れていて、どこで漫画を読んでいても(電車のなかなど)変に思われない・・・、と。でも、「いくらなんでもhentai漫画を外で読んでいたら、さすがの日本でも白い目で見られちゃうよ!」と教えたら、本当にすごくがっかりされてしまいました(笑)。

「清爽で可憐でfragileな日本の女の子」ですか。私はむしろ、「清爽で可憐でfragileな日本の男の子」かと思っていました。韓国でもやはり似たような傾向があります。以前はよく、日本の女性はおしとやかといったステレオタイプで見られていたようです。最近私は女子大学に勤めていて、韓国人の男性も、日本のことをよく知っている人たちか、あるいはハイブラウで紳士的な人たちか、または教会の兄弟たちくらいとしか付き合いがないので、一般の韓国男性が日本人の男や女のことをどう思っているのかよく分かりませんが、梨花女子大学の学生たちの日本の男の子に対するイメージは、日本のテレビドラマや映画などによって印象付けられていることが多いようです。で、どんなイメージかというと、センスがよくて、こぎれいで、ちょっと繊細な面もある、そういったイメージで見ているようです。いわゆる、やさ男。

>外国では、一昔前の日本のごとく、漫画をくだらない・子供っぽいと思っている大人がたくさんいますから、そとで自由に読めるという雰囲気ではありません。私が住んでいる州のレンタル・ビデオ屋やレコード屋では大概、子ども向けのアニメ・セクションと、一般のアニメ・セクションのふたつがあり、ディズニーのアニメーションやトトロなどは子ども向けの場所に置かれています。

そうなんですか。大人向けと子供向けですか。昨日子供たちと近所のレンタルビデオ屋に行ってきましたが、韓国ではどうなっているんだろう。私はビデオやテレビはあまり見ないので、自分から借りたこともほとんどなく、店に行っても、三方が床から天井までビデオに埋まっているなあと思うくらいで、どんな面白いビデオがあるのか、あまり関心も持ちませんでした。今度行ったとき、よく見てみようと思います。

>そのほかのアニメはすべて一般アニメのセクションへ・・・つまり、hentaiアニメも、アクションものもすべていっしょの棚にアルファベット順に並んでいるわけです。しかもhentaiモノの数が多いから、hentaiアニメの中のところどころにに「蛍の墓」や「はだしのゲン」や「銀河鉄道の夜」や「もののけ姫」が置いてあるという感じなんです。(ビデオのカバーを見れば、それがhentaiかどうか絵でわかりますが。)それで、日本の状況を誤解する外国人がいるようです。クロアチアの友人も、同じように誤解していました。現実の日本はそれほど意識が柔軟でも寛容でもないのに・・

hentaiモノというのは、ポルノみたいなものですか。そんなものの間に「螢の墓」や「はだしのゲン」が置いてあるんですか。Kotoriさんもそれを見て、涙々だったのではないでしょうか。

>特に日本人は見知らぬ外国人に冷たいというか疎外しがちだと思うんですが、そういうことを外国のアニメ・ファンは知らないので、日本に来た場合、一体どう思うのか・・・

>アメリカ人には、自分の国が世界一豊かで安定しているんだから、ほかの国々を助けるのが当然だ、という妙な正義感があって、今回の戦争に賛成していたアメリカ人のほとんどが、イラクの人々をフセインから救うため、と信じていました。(そのようにブッシュ大統領が国民に演説しましたし。)

やっぱりそうなんですか。それが百パーセント本当なら、これほど結構なことはないですよね。でも、いろいろ酷いことはあるにしても、そう思うと、私たちはアメリカのおかげで、戦前の天皇主権を利用した圧政から解放されたわけで、アメリカのやり方に憤慨しながらも、どこかで感謝の気持は拭えない気がします。

逆に韓国では、アメリカが韓国を解放してくれたわけでもなく、そのうえ朝鮮戦争を煽ってその犠牲が多く、最近ではまた女子中学生が装甲車に引かれて死ぬという事件があって、反米感情が非常に強くあります。ただ、アメリカはその優れた文化を持っているために、その魅力で、人々はアメリカ英語を学び、アメリカへの移民に憧れ、アメリカ風の生活習慣を真似ているといった感じがします。それは多分、日本に対しても似たようなものでしょう。