127   Re:123-Re:120-コイネー・ギリシャ語
2000/12/26 14:10:42  ijustat   (参照数 9)

こんにちは、ゆどうふさん。ijustatです。

>ギリシャ語ですか。
>表題には『コイネー・ギリシャ語』とありますが、これは地方名でしょうか?

コイネーは、地方名ではなくて、“共通の”という意味の形容詞です。基本型は、コイノスですが、“ギリシャ語”に当たる言葉が女性名詞なのか、女性形で表現されています。
古典期には、アテーナイのギリシャ語とか、スパルタのギリシャ語とか、いろいろな方言があったのだそうですが、マケドニアのアレクサンドロス王が領土を拡張(侵略)した結果、確か私の記憶ではアテーナイ方言を基調とする、領土の中で共通のギリシャ語ができ、その後、それは東ローマ帝国にまで受け継がれたという話です。
コイネーが全盛を振るううちに、ギリシャの中の数多くの方言はコイネーに取って代わって姿を消し、現代まで残っているコイネー以外の起源のギリシャ語方言は一つしかないとか。
新約聖書は、ローマ帝国が分裂する前だと思いますが、ローマ帝国のギリシャ語を話す東部地域で書かれたので、ギリシャ語で書かれています。

>文字が確か格好良かった事は覚えています。あ、でもそれは
>「現代ギリシャ語」なのかも。

古典ギリシャ語は現代ギリシャ語と同じ文字で書かれています。ただし、ヨーロッパの中では、国によって字体が少し違うものもあるようですが、大した違いではありません。おおむねはギリシャでの書き方に従っているようです。(いや、ギリシャでの書き方に従わなかったら、偽物かもしれない。その辺の事情は分かりません。)
それと、ギリシャでも、多様な書体があります。私たちが知っているギリシャ文字とはちょっと違ったものもあります。

>ギリシャ語で読めるものって日本で簡単に手に入りますかね?

現代ギリシャ語なら、ギリシャのサイトに行けば、ギリシャ語で書かれたものがわんさと読めると思います。ウィンドー98なら、自動でフォントがダウンロードできますし。

あと、古典ギリシャ語なら、大学書林に対訳本がいくつか出ているのを見たこともあるし、『ギリシャ語四週間』で紹介されている本は、洋書の書店に行って注文すれば取り寄せてもらえると思います。
それから、新約聖書の原典は、銀座にある教文館というキリスト教書店に置いてあるのを見たことがあります。

あ、そうそう。外国語の勉強の仕方で、自分に合っていると思われるやり方があるんですけど、それは、のちほど(あるいは、いずれ)、「俺たち勉強家クラブ」の方に書きたいと思います。勉強の“やり方”だから、そっちの方がいいですよね。

イジュスタット