1194   チュソクとお盆
2002/09/21 15:13:32  ijustat   (参照数 5)

leegreenさま、こにちは。ソウルに住んでいるijustatです。

>2001年の小学校低学年の夏の感想文コンクール課題図書にこんな可愛い本があって、日本の小学生は、韓国のお盆について、良く知るところとなりました。

そうですか。それはいいことですね。でも、ここでも韓国の“お盆”と紹介されているんですね。まぁ、ハロウィーンも、アメリカのお盆、チュソクも、韓国のお盆、てところでしょうか。お盆は仏教行事から発達したもので、チュソク(秋夕)は儒教と密接な関わりがあるので、同じように取るのは抵抗があるのですが、墓参りをするという点では、よく似ています。

今日は、ちょうどそのチュソクの日で、チュソクのことを、チュンチュジョル(仲秋節)とも言います。日本では、十五夜ですが、十五夜の月のことを、仲秋の名月ともいうでしょう。ここでも、同じ日が、日本では月見団子を供える日になり、韓国では墓参りをする日に発展したのです。

ついでに言うと、お盆はもともとは盂蘭盆と言っていましたが、韓国でも、仏教のお寺ではウランブンジョル(盂蘭盆節)に何らかの儀式を取り持つようです。具体的にはどんなことをするのか分かりません。これはもともと、罪を犯して地獄へ落ちた人を救うために、比丘たちを供養したという故事が発端になっています。そこから、日本では、墓参りをする日に発展していったようです。実は5年前の今ごろ、それについて調べてある公団の機関紙に文章を載せたことがあるのですが、もしよかったら、読んでみてください。ここでは、「日本のチュソク」と紹介しています。

http://members.tripod.lycos.co.kr/ijustat/learning/obon.html
 
>ソリちゃんの若いお母さんお父さんがバスを乗り継いでオモニーのところに行く様子が可愛くもリアルに描かれています。課題図書だったので、BOOK OFFとかに行くと良くあります。だんだん都会から田舎に遠ざかっていく風景、田舎の家屋、また、都会のマンションの一室(?)にかえって、チョゴリを脱いで汗を干してあるところなんか、なまなましい(?)です。立ち読みで5分かからないけど、懐かしい暖かさを感じる1冊です。

私はブックオフに行きたくても、再入国のビザを取って飛行機のチケットを買い、はるばるインチョンの空港まで行って、飛行機に乗って日本へ行かなければならないので、簡単なことではありません。でも、ソウルにはキョボ文庫やヨンプン文庫など、日本書籍コーナーのある大型書店があるので、運が好ければ、そこでその本を見ることができるかもしれません。

ついでにいうと、ソリという名前からすると、この本はかなり新しい本で、主人公のソリちゃんは、女の子ですね。ソリというのは、“声”という意味です(知ってるかもしれないけど)。都会へ戻ってからチョゴリを脱ぐというのはちょっと変な感じがしますが、まあ、そういう人も多いんでしょう。

そういえば、私が韓国に来たのは、90年の9月10日で、それから間もなくチュソクになり、お店がどこも閉まってしまい、食事ができなくて、下宿でお腹を空かせていたことがありました(笑)。

今日、私の上の子は、友達がみんなソウルから出ていってしまったので、つまんなくてしょうがないとぼやいています。今夜は、うちの教会の日本語礼拝に通っている日本人の兄弟姉妹たちを呼んで、一緒に食事をする予定です。leegreenさんは、今日は何か行事をしますか。